加藤の朝来市議会議員としての活動を紹介します。2025年7月時点でのまとめです。
ほぼ同内容のPDF版もあります。
※2025-09-06 PDF版の内容を更新しました。2025年7月版のPDF版はこちら。
数字で見る加藤たかゆき
6回
市長提案反対回数
15回
一般質問回数 (議員中1位タイ)
1,756回
発言回数 議員中5位
4,708,84文字
発言量 議員中2位
15回
会報発行回数
47,900部
会報のべ部数
ほぼ毎日
SNS投稿
ざっくり言って何してきたの?
狭義の「議員」としての仕事
報酬や交通費支給の対象となるいわゆる「公務」
本会議
定例会(年4回)・臨時会での議案審議、一般質問
文教民生委員
会期中の議案審査・会期外の調査
広聴広報委員
議会広報の発行・委員長(23/11~24/7)
特別委員会等
政治倫理審査会、百条委員会、議会改革特別委員会
南但広域組合議員
養父市との共同事業(ごみ処理・消防・情報システム等)についての審議
会派「清風の絆」としての活動
議会予算の「政務活動費」(1人1万円/月)を使っての活動です。会派での研修・視察出張等を行いました。
個人活動
市内外での訪問調査、文献調査、情報発信等を行いました。経費は個人持ちです。
議案への賛否は?
市長提案議案へは6回反対しています。それ以外はすべての市長提案に賛成しています。
①生野庁舎の鉄筋化
R5当初予算に対して「新生野庁舎は鉄筋・木質化造と木造の詳細な比較がないまま設計を進めるべきではない」として、議員発議(23/3 発議4号)がありました。加藤は賛成。「生野町が環境と共生するまちづくりを進めるため、本物の木造建築が必要だ。」という理由です。議会は賛成多数で、一時停止となりました。その後は当局から設計比較の提示があり、検討の結果、鉄骨造で正面に黒川産檜の柱を使う設計に決定しました。
②全天候型運動場の和田山医療センター跡地への設置
R5当初予算に対して「全天候型運動場を和田山医療センター跡地に建設する計画は再考をすべき」として新年度予算の一部執行留保の発議(23/3 発議5号)がありました。加藤は賛成。「市全体の都市計画、特に観光地としての竹田との整合性がない。」という理由です。議会は賛成多数で、予算執行留保となりました。その後は当局にて再度場所の検討を実施。中央文化公園内に設置する計画となりました。
③非正規職員に対して不平等な給与改正
23/12議案49号(職員給与条例改正)に反対しました。「正規職員は給与改定を4月に遡及適用するが、非正規職員には適用しない」というもの。加藤は「非正規職員に対する差別であり、総務省の改善通知にも反する」として反対しました。議会は賛成多数でした。その後、24/12議会議案69号にて非正規職員の4月遡及が実現しました。
④ハラスメント渦中の議員ボーナスUP
23/12議案50号(特別職期末手当の改定)に反対しました。「市長・教育長の期末手当改正に伴い、議員の期末手当も約3万円上げる」というもの。加藤は「議員の職員へのハラスメントで揺れる渦中であり、市民の理解を得られない」として反対しました。議会は賛成多数でした。その後議会では24/2全議員対象のハラスメント研修を実施。24/12ハラスメント防止条例を制定しています。
⑤不平等な水道料金免除
23/12議案64号(R5補正予算)に反対しました。「物価高騰対策として、市水道の基本料金を3か月免除する」というもの。加藤は「特設水道、地区水道を利用する5地区約130世帯が恩恵を受けられず不平等である」として反対しました。議会は賛成多数でした。その後25/6議会でも同様の提案があり、加藤から同様の議論を実施しています。
⑥選挙ポスター制作単価の引き上げ
25/6議案49号(選挙運動公営条例改正)に反対しました。「選挙ポスター制作費の公費負担の単価分を現状541.31円から586.88円へ引き上げる」というもの。加藤は「現状で十分な単価が設定されており、基準を上げることで税負担の不要な増加につながる懸念がある」として反対しました。議会は賛成多数でした。
政治倫理審査会等での賛否は?
①藤本議員の地産地消説明会への出席
23/12第1次政倫審。対象は藤本議員。対象事案は給食地産地消に関する説明会への出席。議案は「政治倫理条例違反(契約介入)」。加藤は賛成。理由は「給食センターHPで市場価格で買うことが明記されているため、説明会はすでに契約の段階にある」。議会は賛成多数(議長注意)。
②上に対する再審査
24/3第2次政倫審。対象議員、対象事案は同上。議案は「政治倫理条例違反はない」。加藤は賛成。理由は「説明会の議事録等の新たな情報から、当日は野菜購入について具体的な話をしておらず契約ではない」。議会は賛成多数(議会として名誉回復の措置を実施)。
③吉田議員の名誉棄損発言(1)
24/12政倫審28号。対象は吉田議員。事案は本会議(中小企業振興条例)での同僚議員への侮辱発言。議案は「政治倫理条例違反(名誉棄損)」。加藤は賛成。理由は「委員の資質を問うた発言は正当な議論の範囲だが、条例改正の全権委任という批判は不適切」。議会は賛成多数(議長厳重注意)。
④吉田議員の名誉棄損発言(2)
24/12政倫審29号。対象は吉田議員。事案は委員会(農産物振興事業)での同僚議員への名誉棄損発言。議案は「政治倫理条例違反(名誉棄損)」。加藤は賛成。理由は「全くの事実無根の発言によって名誉棄損をすることは許されない」。議会は賛成多数(議長厳重注意)。
⑤吉田議員の名誉棄損発言(3)
24/12政倫審30号。対象は吉田議員。事案は委員会(農産物振興事業)での同僚議員への名誉棄損発言。議案は「政治倫理条例違反(名誉棄損)」。加藤は反対。理由は「契約のフロー図が不適切であることを指摘する発言であり倫理違反には当たらない」。議会は賛成多数(議長厳重注意)。
⑥吉田議員の対話拒否
24/12請願2号。対象は吉田議員。事案は市民の対話要請に対する強い態度での拒否。議案は辞職勧告要求。加藤は反対。理由は「議員個人に対話の責務はあるが、議会としても対話の責務がある」。議会は賛成多数により辞職勧告。
⑦吉田議員の差別発言
24/12請願3号。対象は吉田議員。事案は本会議での法制担当職員に対する職業差別発言。議案は辞職勧告要求。加藤は賛成。理由は「議員という立場から非正規職員という立場を見下す発言は決して許されない」。議会は賛成多数により辞職勧告。
⑧関議員の請願賛同人への戸別訪問
24/12百条委員会。対象は関議員。事案は請願3号の賛同人へ戸別訪問を行い賛同辞退につながった件。議案は辞職勧告要求。加藤は反対。理由は「関議員の行為は請願法や個人情報保護条例に反するものだが反省の余地はある」。議会は賛成多数により辞職勧告。
⑨吉田議員の個人情報保護違反
24/12百条委員会。対象は吉田議員。事案は請願3号賛同人の名簿を自身のLINEグループに送信した件。議案は辞職勧告要求。加藤は反対。理由は「吉田議員の行為は違反行為ではあるが、議会でパスワードをかけるなり大元の対策をとるべき。議会は賛成多数により辞職勧告。
⑩吉田議員の演説妨害
25/3懲罰委員会。対象は吉田議員。対象事案は本会議での市長の施政方針演説を遮って昼休憩を要求した件。議案は戒告。加藤は賛成。理由は「議長の指示に従わず度々不規則発言を繰り返した行為は容認できない」。議会は賛成多数により議長から戒告。
11関議員の百条委員会弁明内での無礼発言
25/3懲罰委員会。対象は関議員。対象事案は百条委員会報告書に対する自らの弁明陳述中に、市民や議会に対して無礼な言葉を用いた件。議案は除名。加藤は反対。理由は「関議員の発言には問題があるが、除名という処分は判例や他自治体の事例に照らし合わせて重過ぎる」。議会は賛成多数により除名を実施。なお、裁判所の決定により関議員は6/9から復帰中。
12吉田議員の百条委員会での虚偽陳述
25/3百条委員会。対象は吉田議員。対象事案は百条委員会の証人尋問中に虚偽の陳述を行った件。議案は検察への告発。加藤は反対。理由は「吉田議員の発言は虚偽である蓋然性が高いが、それを立証できる可能性は低い」。議会は賛成多数により告発を実施(5/16受理)。
一般質問の内容は?
2025年6月までのすべての議会で一般質問を行っています。

内容はこども・子育てのことが最も多く、地域のこと、環境のことなどが続いています。

主な質問事項は以下の通りです。※「市の変化」は提案との因果関係を示すものではありません
①こども・子育て関係
加藤の提案 | 市の変化 |
通所型産後ケア事業の拡充(22/6) | 産後ケア実施場所の増設(22/12) |
緊急一時保育の充実(22/9) | 里親ショートステイの検討(24~) |
学校のお便りのデジタル化(22/9) | こども園でのデジタル連絡網導入(23/11) |
朝来医療センターでの妊婦検診(22/12) | 医療センターへの産婦人科設置(23/9) |
陣痛時のタクシー利用の支援(22/12) | ①妊産婦交通費補助制度の創設(23/4) ②タクシー運転手への陣痛時対応研修実施(23/9) |
児童館の設置(23/3) | こども計画の中で検討 |
ファミリーサポートセンターの活性化(24/6) | 市内プレーパークへのセンター職員の参加 |
和田山高校生への市役所空きスペースの開放(24/9) | JR各駅での待合いスペースの整備に向けて検討 |
全国こども絵画選抜展の学校選抜見直し(24/12) | 学校選抜をしない方向で検討(25/3) |
②地域課題関係
加藤の提案 | 市の変化 |
消防団報酬の直接支給(22/6) | 直接支給の実施(23/4) |
新生野庁舎への交流型図書スペースの設置(23/6) | 「本と人をつなぐ出会い・発見の場」の方針(24/3) |
市営住宅の若者向け入居要件の緩和(23/6) | 条例改正を行い入居条件を緩和(24/4) |
自治協の包括交付金のあり方の見直し(24/3) | 光熱水費自費負担分の上乗せ(24/4) |
支所への市章設置(25/3) | 生野・朝来の新支所に市章を設置する計画 |
③環境関係
加藤の提案 | 市の変化 |
ゼロカーボンシティの表明(22/3) | 表明の実施(25/8) |
市内産木材の活用促進(22/3) | 新生野庁舎での黒川産木材使用 |
黒川地区の自然保護と観光の両立(23/3) | 黒川自然環境保護施設(仮称)の建設 |
住めない空き家の解体促進(24/6) | 朝来市版「住まいのエンディングノート」配布(24/11) |
④交通関係
加藤の提案 | 市の変化 |
黒川地区アコバスの見直し(21/12) | あさGOの導入(23/1~) |
生野町内から朝来医療センターの アクセス改善(21/9) | 「幹線となる路線バスについて増便をお願いしている」(25/3) |
バス待ち環境の整備(24/9) | 生野駅西口待合室へのスライドドア設置(25初) |
⑤人権・多文化共生関係
加藤の提案 | 市の変化 |
多文化共生推進計画の策定(22/6) | 市内外国人に対する意識調査の実施(25年度) |
日本語が不得手な子供への学習機会創出(23/12) | 日本語教室内の特別枠での支援開始(24~) |
発言量
議会では積極的に発言しています。「●●議員」などの単純な呼びかけ発言を除いた発言の量をインターネットの会議録閲覧システムから測定した結果です。
発言回数
1756回(5位/18名)
発言文字数
4,708,894文字(2位/18名)

情報発信
これまでの15回の定例会ごとに「あさごまちづくりニュース」を約3000部発行。生野町内および市内各所に手配りでポスティングしています。また、SNSはFacebookを中心に、ほぼ毎日議会の様子を発信しています。

